2014年04月21日

「ブラック企業。でも、辞められない!」   No5

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「だって、相対的貧困率でしょ?」 「そうそう。それって食べられないってほど、貧困じゃないし」 「それなりに生活はできているんでしょ?」そんな風に、切り捨てる人た
ちも少なくない。 その理由として、女性の貧困問題の専門家の方たちの意見は一致している。「男は外で働く、女は家で家事をする」という、かつての普通の「家族モデル」が生き延びているからなのだと。  

シングルマザーたちの所得が低いのも、かつての普通の「母親モデル」ではない生き方を、普通じゃないと社会が認めてないから。

これだけ働く女性が増え、事実婚の形態をとるカップルが増え、核家族化が進んでいるにも関わらず、「昔の家族のカタチ」が生き残っているのだ。 だいたい、なんで女性活用だの何だのいいなが
ら、女性の政治家がこんなにも少ないのか。おかしな話だ。

世界最低レベルの女性議員の少なさ
日本の女性議員の少なさは、世界でも最低レベル――。世界経済フォーラム(WEF)が、世界136カ国を対象に、男女平等の達成レベルを評価した結果、日本は政治分野で118位。教育レベルは高いのに、女性が十分活躍できていないと、指摘された。 女性
の政治家が増えることの最大の利点は、等身大の、市民の肌感覚に合った政治になることだ。クオータ制や同数制などで、女性議員を増やした欧州や、アメリカの州などで、その効果が検証され、特に女性、子供、家族関連法案が成立しやすくなったと報告されている。

もともと政治参加の低かった女性たちを、強制的にでも候補者として擁立すると、医師、教師、ボランティア、銀行員、主婦などが政治家となる。2世議員などの政治家一族や、経営者などエリート層とは全く異なる視点が、政策に生かされるようになる。
すると、もともと政治的関心の低い女性有権者たちの関心も高まり、「古い政治(old
politics)」に風穴が開けられるのだ。  これは企業などでも同じだ。

「数を増やす」ことの目標は、多数派が作り上げた見えない壁をなくし、誰もが能力を発揮できる組織、誰もが成長できる組織を作っていくためのもの。多様な価値観の共有を促し、組織の活性化につながっていくために「数」を増やす。
中途半場に女性議員を入れると、全く女性がいなかった時以上に、多数派の規範や意見が過剰なまでに強められ、せっかく登用した女性までもが、その“色”に染まっていく。  プアではなく、貧困。その言葉の
重さは、見えない壁を無くすことでしか伝わらない。

女性の“オッ様”はいらない。今、目の前で強行採決を行っている向こうに、オッ様がいる。  伝えることくらいしか私にはできないけれど、私はオッ様にはならない。

 

 

posted by タマラオ at 06:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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