2014年04月17日

「ブラック企業。でも、辞められない!」   No1

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女性ワーキングプアの蟻地獄 2年前とあまりに変わらない窮状に唖然  2013年12月10日   http://business.nikkeibp.co.jp/article/person/20130415/246705/

「ワーキングプアとか、プア充とか。“プア”なんて、軽い言葉で言ってほしくないです。僕の母は、ブラック企業で働いています。でも、辞めません。なぜなら、貧困だからです」 これは、先日、ある大学で講義後
のレポートに、ひとりの学生が書いていたものである。 プア――。 確かに、貧困と表現するより“軽い”。特に最近は、「プア充」なんて言葉も流行っているので、余計に軽いイメージがある。念のため補足しておく。プア充とは宗教学者の島田裕巳氏が勧めている生き方のことだ。

「年収300万円というと、『それってワーキングプアじゃない?』『貯金できないし、結婚もできない』と思うかもしれないが、今の日本では100円ショップや格安ネット通販がそろっていて、むしろ楽しく幸せに暮らしていくことができる」と、島田さんは説く。 昇給・出世するにはプライベートの時間を削り、身を粉にして働くことが求められる。出世したとしても仕事量が増えるばかりで、仕事がラクになるわけではない。だったら仕事に縛られずにそこそこ働き、年収300万円ぐらいで自分の生活を充実させていこう。

収入が低いからこそ豊かで安定した生活ができて、楽しく幸せに生きられる。そんな生き方=“プア充”を勧めているのだ。

 「貧乏だからこそ、ちょっとした幸せを見つけられる」
「貧乏のほうが、本当の豊かさがわかる」
「貧乏って、確かに苦しいけど、それはそれで楽しかったりする」
「だから、貧乏って悪くない」

そういう考え方は大切だし、「経済成長命!」「カネカネカネ!」とばかりに、フツーの人たちまでもが株価に一喜一憂している世の中よりも、精神的な豊かさを追求したほうが、よほど健康的だとは思う。 「本当の貧乏」って
ホントにわかってますか? でも、これは、「稼ごうと思えば、稼げるチャンスがある人」だからこそ勧められるし、受け入れられる考え方なのかもしれないと思ったりもする。  「プア充なんて、本当の貧乏がわ
かってないから、そんなこと言えるんだ!」

「貧困層だ」と称したこの学生は、そう思った。ワーキングプアだって、「働いても働いても、生活できない貧困な人々」って言えばいい。そんな世間への怒りをレポートに書いてきたのである。 思い起こせば、大学院のと
きに、ホームレス研究をしている知人のお手伝いをしていたのだが、「これが“ワーキングプア”の実態なのか」と考えさせられたことがあった。  「30過ぎると、仕事がない。やっと見つけて働い
ても、生活が成り立たない。家賃が払えなくなってホームレスになった。

ホームレスっていうと、みんな働いてないと思ってるかもしれないけど、仕事をしている人が多いですよ」。元フリーターのホームレスの方が、こう教えてくれたのだ。  当時は、マスコミなどで、ワーキン
グプア=「働く貧困層」という、アメリカで広がっている事態を説明する概念が使われるようになった時期。勝ち組だの負け組だのと、格差が問題になり始めたときでもある。 一生懸命まじめに働いても、生活が
成り立たない。働いているのにまともに生活できないから、ホームレスになるしかない――。

 

 

posted by タマラオ at 07:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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