2014年03月27日

アップル本社社員にインタビュー    No2

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―日本の職業事情を就活時に聞いた身からすると、アップルの待遇は素晴らしいですね。逆に、こうすればもっといいのになと思う点はありませんか?
◆まだまだ英語が不得意なので、マネージャーとの意思疎通にいまでも困る事があるけど、これは自分の問題だね(笑) 会社自体に不満は本当にないんだよね。たぶんほとんどの社員がそうだと思う。エンジニア、クリエイターとして最高の環境を用意してもらってその中で存分に仕事ができているから、不満はないかな。アップルは規則がほとんどなく、アウトプットを出していれば何をやっていても自由なんだ。大きなベンチャーって感じ。しかも全くギスギスしてなくて、フリーにいろんな人と話したり仕事をしたり出来るからねー。

―会社に不満が見つからない、というのは凄いですね。アップルが凄い会社だとは思っていましたが、その秘密は社員が心から楽しんで働ける環境があるからなのかもなと思いました。そういう環境は、マネージメント層が作り出しているものなのでしょうか?
◆いや、そうじゃないんだ。本当にひとりひとりが本気で仕事に取り組み、楽しんでいるからこそ出せる空気だと思う。そこに役職の差などは介入していないと僕は思うな。入社一年目の社員も、20年目の社員も、同等に良い環境を作り出していると思うよ。

―技術力や思考力はもちろん、そういう人と関わる力も非常に重視されるんですね。そのような人材を選ぶのは並大抵のことではないと思うのですが、アップルの採用プロセスはどうなっているのでしょうか?
◆新卒はあんまり取らないね。僕も中途だし。新卒を取るのは、ほぼインターンを通してかな。工学系の優秀な学生が3カ月〜一年ぐらいのスパンでインターンをして、その中で使えそうな学生をほんのちょっと取るって感じ。残念ながら日本の学生でアップル本社でインターンをしている人は見たことがない。中途の場合は、履歴書を提出して、15〜6人ぐらいにインタビューをされて、それでオファーレターを貰ったよ。英語が苦手だったからきつかった。今アップル本社にいる日本人は60人ぐらいじゃないかな。

―狭き門であることは間違いないですね。ちょっと話が変わるんですが、ジョブズと会ったりしますか?
◆うん、よくそこらへんを歩いてるよ。今日もこのカフェで何か食べてたし。

―ジョブズが普通に歩いてるんですね(笑) 日本のジョブズファンにはたまらない環境でしょうね。アップルもそうですが、「この企業に行きたい!」と強く思っても就職できずに挫折してしまう大学生が日本では最近非常に多いです。就職活動を考えるときに、私たち学生は何を考えていくべきでしょうか。

◆何よりも大事なのは、入りたい会社の役員もしくは人事権を握っている人に「ぜひ来てほしい」と思われるような経験を積むことじゃないかと僕は思ってるよ。ただ普通に日々を過ごしているだけじゃ決まらないのはある意味当たり前だよね。ただ勉強して、ただサークル活動をして、飲んで、・・・というだけの学生は、まぁいらない。現時点で能力は求められてはいないけれど、どのぐらい働くことについて考えて行動しているかはどの会社も絶対に見るはず。

 

 

posted by タマラオ at 06:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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