2010年06月18日

新幹線 No39

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ここ数年,IT分野の国際競争力を議論する際に「ガラパゴス」という言葉がよく使われる。ガラパゴス諸島に生息する動植物のように外界と隔離され,独自の進化を遂げた状態を指したものだが、
一般にはあまりいい意味では使われない。

「日本はガラパゴスだから国際化は無理」という使い方から、そのニュアンスが伝わると思います。悪しきガラパゴス化の代表例として挙げられるのが、日本が突出して進化した携帯電話である。

最新の最先端技術を持っていると自負してきた、日本企業がなぜ世界の消費者からソッポを向かれ始めたのか、まだ十分に理解していない企業経営者が余りにも多すぎる、まさしく自分の思い込みが
アメリカを始め、全世界に通用するという勘違いが、理解できないまま挙句の果てには、8ヶ月で辞任に追い込まれていった、能天気なお坊ちゃま総理大臣と思考過程は同じようです。

一方最近のニュースとしては、5月28日、米アップルの新型情報端末「iPad」がついに日本国内で発売されました。米国では世界に先駆けて4月3日から発売されたが、わずか1カ月で販売台数が
100万台を超えたという驚異的な売れ行きを示しております。あまりの人気に生産が追いつかず、日本での発売は当初予定から1カ月遅れることになりましたた。 これは何を意味するのでしょう? 答えは簡単です。

日本のガラパガス化した商品は、世界中からソッポを向かれた商品作りを行い、アップル社は全世界の消費者が買いたくてたまらない商品を、つまり売れる商品作りを、徹底して行っているということであります。日本はなぜ、世界最先端に近い技術を持っているのにも拘らず、世界中の人が欲しいと思うような商品作りをしなくなったのでしょうか?

この辺の徹底した分析を基にしながら、世界の人がその地域ではどのような物をそして、何を一番求めているのかの市場調査を、徹底して行うことからはじめる必要がありそうです。自分の思い込みのみで商品を作っても、売れる時代ではないという認識がまだわかっていないのが日本だと思います。

日本は国民の皆さんがご承知のとおり、貿易輸出国であります。貿易輸出国にとっては円高傾向にあるよりも、円安傾向にあるほうが輸出企業の売り上げや利益が増加することは当然の結果であります。

日本の国家財政は、能天気な政治家が多く、鳩山のような優柔不断な、的確な政治判断もできない、また日本のリーダーシップさえも発揮できない人物を、総理大臣に選んだということを世界中に露呈してしまい、その結果各国から非難に似た、物笑いの種になっていることは、一国民として大変悲しいことであると同時に恥ずかしいことでもあります。これはわれわれ国民一人ひとりの連帯責任でもあるといえることでもあります。

その証拠として"Another year, another Japanese prime minister." 英『フィナンシャル・タイムズ』社説のこの言葉を紹介しておきます。私は個人的に「年が変わるとまた、日本の総理大臣が変わる」と訳しましたが、中国からのコメントは日本の総理大臣の任期はいつから1年以内になったのかと、皮肉をいわれている意味を国としてどう考えているのか、そして真剣に分析・検討をしているのか疑問に感じております。

恥を知らない総理大臣を結果として、選んだ国民の責任が各国からの、非難の言葉であるという認識を持たない限り、日本の世界に対する信用と再生は当分望むべきもないように感じております。

『ワシントン・ポスト』紙も社説を「日本では4年で4人の総理大臣(Four years, four prime ministers in Japan)」と題し、「日本はその政治リーダーがどうであれ、それにも関わらず、なんとかやっていくようだ。もうずっとそうだった。中曽根康弘や小泉純一郎といった一部の例外をのぞいて、日本の総理大臣というのは、忘れても無理のない人ばかりで、日本の外では実際にあっという間に忘れ去られてきた。しかしその日本水準に照らしても尚、近年の記録は悲惨だ」と耳が痛いことを書いています。

こういう言われた方をしても、今の日本の政府は何の反省もなければ、恥だとも感じない能天気揃いの集団になってしまったのでしょうか?政府もマスコミも何の反応もないことが、国外から見ていて大変残念に思われます。

 

 

posted by タマラオ at 02:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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