2015年08月20日

潜入、ファナックの「主戦場」 No3

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忍野村には寮が完備されていて、魅力的で高給高学歴の若手がたくさん住んでいるのだ。ついでに質問してみた。「合コンとか、行きますか」「私はあまり行かないですが、結構行ってる人もいますよ。この辺りだと、ファナック社員というだけで合コンでもモテるんです。『男である前に、ファナック社員』なんですよ」 どんな質問にも答えてくれる若手社員さんに改めて感謝申し上げたい。だが、こんなことばかり質問していたら、若手社員さんは取引先との重要な仕事の話ができなくなる。別の方に話を聞こう。

次は「寮も会社も黄色いけど、うんざりしないのか」だ。この辺りは特集に掲載しているので参考にどうぞ。

奥深い世界に入り込む
約束の16時。発表会もお開きの時間に。エントランス前にはバスが何台も連なり、取引先が次々と乗り込んいく。だが先輩の姿がやっぱり見えない。最終バスの発車時刻が迫る。出発の時と同じシチュエーションにうんざりしつつ、エントランスをウロウロしていると、来た。小走りに、満面の笑みで、言った。「やっぱり出資比率の50対50は健在だったよ!」 いきなり何が50対50なのか。何がそんなに嬉しいのか。分からないが、重要な発見だったことは間違いなさそうだ。先輩は続ける。「あっちの奥のほうで、『ファイバーレーザー発振器』を見てきたのね」。

ファナックの新商品、ファイバーレーザー発振器が搭載された産業機械
確か、今日付の新聞に載っていた。ファナックは古河電気工業と共同出資会社を設立し、ファイバーレーザーの製造販売に乗り出すらしい。ファイバーレーザーとは何か。さっぱり分からないが、これまでの経験上、黙っていれば先輩が教えてくれることは分かっている。「・・・『レーザーカッター』って分かる?」。 ほら、来た。「板金をレーザーで焼き切るための
機械なんだけど、そのレーザーを作り出す装置をレーザー発振器と言うの。

これまでは『CO2レーザー発振器』と言われるものが主流だったんだけど、ここ3年ぐらいで『ファイバーレーザー発振器』というのが一気に増えた。実は緑のロボットもそうだったんだけど、以前のファナックはファイバーにも否定的だったのね。でも想定以上に市場が広がったために参入したと私は見ている」。「それと50対50に何の関係があるんですか」「古河電気工業との出資比率が50対50だったんだよね。ファナックって昔から、法律が許す限り出資比率を同じにすることにこだわってきた。

古くは米ゼネラル・モーターズや、米ゼネラル・エレクトリックとの合弁もそうだった。海外にサービス会社を作る時も、現地の有力企業とまず50対50で組む」「その心は?」「『助けてもらおうとか、助けてやろうという意識を排して対等に成長する』というポリシーがあるからなの。今回もそれは健在みたい」 「黄色は戦いの色」とか「合弁は50対50」とか、ファナックには面白い決まりが色々あるようだ。「ところで、そっちは何かいい話はあったの」 と先輩に尋ねられた。

数少ない珠玉の取材成果を披露しよう。「ありましたよ。ファナックの社員はね、モテるんです!」「そうなの?モテるの?面白いじゃない。特集に入れてみよう!」「いいですね!まずはどんなネタでもファナックに関するものなら調べてみましょう。この会社、面白い話がまだまだ出てきそうですもんね!」。 先輩に乗せられて、いつのまにか筆者もファナックの奥深い世界に入り込んでいくのだった。

 

 

posted by タマラオ at 06:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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