2015年06月28日

劇的進化をとげる日本のトイレ事情!  No2

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Trendy      http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/special/20080222/1007350/?rt=nocnt

毎日何気なく使っているトイレ。ところが、最近のトイレはかなり進歩している。使いやすさや掃除のしやすさはもちろんのこと、形状もスタイリッシュになっている。さらに、10年ほど前の製品に比べて、格段に向上したのが省エネルギー性。今回の特集は、最新の機能性にあふれたカッコいいトイレを紹介しよう。

これまでの常識をくつがえす新素材の便器が登場!
トイレの素材革命ともいえる新素材でできた一体型便器「アラウーノ」。表面が滑らかで、撥水性があるので汚れが付きにくい 「アラウーノ」では、最初に小さな泡を含んだ水が流れた後、洗剤を含んだ泡でさらに汚れを落とす仕組み。洗剤は市販の中性洗剤を付属のタンクに入れて使う 便器のフチの形状が大きく変わり、手が届きやすい形に。拭き掃除がしやすくなったのも、最新トイレの大きな特徴のひとつ

老若男女だれもが1日に数回利用するトイレ。トイレは“空間”を指すこともあるが、ここでは便器と温水洗浄便座が一体となった「便座一体型便器」をトイレと呼ぶ。従来のトイレ素材といえば陶器が一般的だった。ところが、2006年12月、これまでの常識を打ち破る新しいトイレが発売された。なんと、アクリル樹脂をベースにした有機ガラス系の新素材でできているのだ。それが「アラウーノ」(松下電工)だ。 なぜ新素材の便器が登場したのだろうか?

ポイントは清掃性。放っておくと汚れが溜まるトイレ掃除は嫌いな家事の上位に挙げられているため、掃除をラクにしたいという要望は強い。そんなユーザーの声に応えるため、各社は、便器の形状や水流の工夫によって、掃除のしやすいトイレの開発に力を注いできた。そして、汚れが付きにくく落としやすい便器の素材として、有機ガラス系の新素材にたどり着いたのだという。 この新素材は開発メーカーのオリジナルだが、ベースのアクリル樹脂は、水族館などの大型水槽や飛行機の窓などにも使われている、撥水性が高く、水アカがつきにくい素材。

便器の汚れで最も気になる水アカをはじくので、掃除がしやすい。そのうえ、このトイレは、直径約5ミリの泡と、付属の洗剤タンクから放出される洗剤の泡(60マイクロメートル*)という2種類の泡に加え、渦巻き状の水流の3点で、便器自体が洗浄してくれるトイレなのだ。また、新素材のトイレは、陶器のトイレに比べて軽いため、施工の際、搬入するのがラクだという施工サイドのメリットもある。 もちろん、従来の陶器製のトイレを製造・販売しているメーカーでも、便器や便座の表面加工などの工夫により、掃除のしやすいトイレを開発している。

しかし、新素材のトイレが投入されたことで、TOTOやINAXがほぼ独占していたトイレ業界の販売シェアは今後大きく変わるかもしれない。 最新トイレ全般に共通しているのは、メーカーによって多少の違いはあるものの、従来のトイレとは、水の流れ方が全く違うことだ。これは、1993年のタンクレストイレの登場から変わった(詳細は、後半のタンクレストイレの説明参照)。便器のフチから水を流すのをやめ、便器の中で渦を巻くような水流にすることで、少ない水でしつこい汚れを洗い流す形状になっている。水を出す必要がなくなったフチ裏は、その形状を大きく変更し、最も不満の多かったフチ裏の拭き掃除がしやすい形状になっている。

*1マイクロメートルは1000分の1ミリ

 

 

posted by タマラオ at 06:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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