2015年06月10日

宇宙ゴミ  No3

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米航空宇宙局(NASA)、日本宇宙航空研究開発機構(JAXA)ロシア連邦宇宙局(ROSCOSメートルOSなど12ヵ国が参加している。国連宇宙空間平和利用委員会(COPUOS)の場でもデブリ問題が議論になっている。実際に、衝突を防ぐために地球周辺のデブリを観測する活動がはじまっている。

北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)の宇宙監視ネットワーク(SSN)、ロシアの宇宙監視システム(SSS)、日本の美星スペースガードセンター(BSGC)などは、約10センチメートル以上のデブリを登録して常時監視している。登録されたデブリの数だけでも約9000個に及ぶ。

回収か、燃やすか、墓場軌道か
デブリを減らすためには、使用済みのロケットや人工衛星をほかの衛星と衝突しない軌道(墓場軌道)に移すか、強制的に大気圏に突入させて燃やすか、デブリを何らかの手段で回収するなどの対策が必要である。 現在取られている対策としては、欧州宇宙機関(ESA)、米国、日本、ロシアはデブリを減らすために、予備燃料を使って意図的に軌道から離脱させられるように衛星や宇宙船を設計する指針を打ち出している。

また、使用済みの衛星の高度を可能なかぎり下げて軌道上の滞在時間を減らし、ほかのデブリとの衝突リスクを下げる試みが、欧州宇宙機関の地球探査衛星ERS-2や米国の大気観測衛星UARSなどで試みられた。衛星の打ち上げに使われたロケットを、予備燃料を使って軌道を変更して再突入させる試験も日本のH-IIBロケット2号機で行われた。スイス連邦工科大学ローザンヌ校宇宙センターは最近、最近世界初の宇宙の清掃を目的とした衛星の打ち上げ構想を発表した。

「クリーンスペース」と銘打たれたお掃除衛星は、4本の指のようなものでデブリをつかむ回収装置を備えている。高度630〜750キロメートルにある10センチメートルほどのデブリの捕獲・回収を目指している。 回収したデブリを大気圏まで運んだ後、デブリだけ切り離して再突入させ、衛星は再利用するか、デブリもろとも衛星を燃え尽きさせるかは検討中だという。開発費は約1000万スイスフラン(約9億1000万円)と見込まれている。参加企業をも募って、2015〜16年には実験する予定という。

日本宇宙航空開発研究機構(JAXA)は、地球軌道上のデブリをロボット衛星で捕獲し、地球に再突入させて除去する技術を開発している。漁網メーカー「日東製網」が JAXA とともに進めている「宇宙ゴミ除去
システム」だ。 捕獲衛星で対象のデブリに接近し、ロボットアームで「導電性テザー」と呼ばれるひもを使ってデブリを捕える。そして、デブリを減速させることでその軌道を下げて大気圏突入を早めることができる。

しかし、デブリは姿勢制御されていないために回転運動をしている場合が多い。重量も形も多様で、宇宙空間で捕獲するのはかなりむずかしいと考えられている。

 

 

posted by タマラオ at 06:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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