2015年04月17日

高学歴ワーキングプアの抜け出せない苦しい現実 No2

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彼女は、会社を退職してパート生活している中高年の人たちと一緒に働いたことがあった。そのとき、彼らは「お金を貯めて、大学院へ行きたい」「修士学位をとって、きちんとした仕事に就きたい」などと言っていたという。<私は、博士なのにワーキングプアの状態を隠していたので何も言えなかったのですが、「大学院はやめたほうがいい!」と止めたくてなりませんでした。正規の仕事を持っている人が、仕事上のステップアップの手段として、修士や博士をとるのはありかもしれません。

ただ、中高年の求職者が学位を取っても、何の役にも立ちません。逆に、まともな職に就く機会が遠ざかるばかりです。 大卒→正規採用→定年という安定コースから外れた場合、新たに修士や博士をとったとしても、元の安定コースに戻る助けにはなりません。助かるのは、授業料を受けとる大学院だけというのが真実です。少子化によって学生が減るなか、社会人に門戸をひらく大学院が増えていますが、ある意味、不安を感じています>

ハローワークで紹介された“ブラック企業”に入社 上司からの厳しい叱責でうつ病に…

近畿地方に住む30歳代の男性は、新卒時にメーカーから内定をもらった。しかし、研修中に腰を痛め、内定を辞退。そこから“転落人生”が始まったという。<卒業後、就職活動をする気力もなく、アルバイトを始めました。そこも3ヵ月だけのバイトで、内々に評価はいただいていたのですが、結局、期限満了で退職となりました。 2年後、外郭団体に契約社員として入社しました。そこでは業務のチームリーダーを任され、自分は“社会から必要とされている”と実感できました。

あの時代は本当に充実感に溢れ、仕事仲間もでき、自分自身、社会の歯車にガッチリとかみ合っていることが体感できた時期でもありました> しかし、その会社には2年ほど在籍した末、契約満了で退職した。その後、彼はハローワークに行き、職業訓練校を卒業。その年の暮れ、今度は営業マンとして、ある流通企業に入社した。 入社したきっかけは、ハローワークだった。突然、自宅に、この会社の求人票が送られてきたのだという。窓口に行くと、こう言われた。

「ああ、君のような年齢の人をこの会社が求めているんだ。よかったら受けてみるかい?」 渡りに船とばかりに、彼はすぐに面接を受けて、この会社に入社する。ところが、半年ほどでうつ病になり、退職を余儀なくされた。<原因は上司からの叱責や厳しいノルマでした。私の精神は、ここで完璧に打ち砕かれました。ボロボロになっていた私に、上司は「そんなことでは社会で通用しない。会社を辞めてほしい」と退職勧告をしてきたのです。

後でわかったことですが、その会社には過去、労働基準局から何度も注意が来ていたことを知りました。そんな会社の求人を平気で受け付けるハローワークにも腹が立ちました> ハローワーク間で、情報共有ができていないという話は、他の経験者からも聞いたことがある。そこでは“ブラック企業”だとわかっていても、隣のハローワークでは募集できてしまう現実が、実際にあるのだ。<もっと制度を見直し、過去にそういったことがあった会社は、求人を出さないくらいの処置が必要だと思います。

精神的に弱い人間は来るなと言われているようで、とても悲しくなりました。精神的に弱い人でも働ける職場があってほしい。私はそう思います>

 

 

posted by タマラオ at 07:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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