2014年08月21日

エイズよりはるかに怖いエボラ出血熱、蔓延の兆し No1

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http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/41367

西アフリカで深刻な事態に、日本も他人事でなくなってきた

2014.07.31(木) 堀田 佳男 1957年東京生まれ。早稲田大学文学部卒業後、ワシントンDCにあるアメリカン大学大学院国際関係課程修了。米情報調査会社などを経て1990年に独立。以来、ワシントンDCを拠点に政治、経済、社会問題など幅広い分野で取材・執筆。25年間の滞米生活後、2007年に帰国。現在は国内外で精力的にジャーナリスト活動を続けている。著書に『なぜアメリカ金融エリートの報酬は下がらないのか』、『大統領はカネで買えるか』、『大統領のつくりかた』、『日本人医師―満屋裕明』ほかがある。

西アフリカで大変な事態が起きつつある。今年2月から西アフリカの3カ国(ギニア、シエラレオネ、リベリア)でエボラ出血熱(以下エボラ)が発生していることをご存じだろう。致死率が50〜90%に達する世界で最も怖い伝染病

エボラ治療施設を率いた医師、自らも感染して死亡 シエラレオネ
西アフリカ・リベリアの首都モンロビアにある病院で、防護服を着用するキリスト教慈善団体、サマリタンズ・パースの職員(2014年7月)  先週、ある事件が起きたことで、エボラがさらなる拡大を見せつつあるのだ。ウイルスに感染すると致死率が50〜90%という高さであり、もはや日本から遠く離れたアフリカの風土病と位置づけている時代は終わりを告げるかもしれない。 実はナイジェリアの首都ラゴスで7月25日、エボラによる死亡者が出た。

この事例は単に感染が4カ国に広がったということではない。深刻な事態に発展する可能性があるのだ。 と言うのも、ラゴスの病院で亡くなったパトリック・ソイヤーさんという40代のリベリア人男性は、リベリア財務省のコンサルタントで、飛行機でリベリアからナイジェリアの空港に着いた直後に倒れて病院に搬送されている。 ラゴスの保健省によると、ソイヤーさんがナイジェリアに着いてから59人との接触があった。周囲の人たちはソイヤーさんがエボラの患者だったことを知らない。

すでに59人は特定されて、感染の注意が喚起されているというが、経過が注目されている。 それ以上に深刻なのは、リベリアから同じ飛行機に乗ってナイジェリアに入国した同乗者のその後が把握できていないことだ。現在ナイジェリア当局が追っているが、29日現在、公表がない。 機内で周囲に座った人が感染していなければ幸いだが、エボラの感染力の強さを考えると今後、他国へも飛び火する可能性がないことはない。

ラゴス経由で他国へ向かった乗客がいたかもしれない。感染症専門家によると、ソイヤーさんの周囲に座っていた人は「かなり高い感染リスクがある」と述べている。 今年のエボラの発生と流行は、前述した事例のほかに、これまでとは違う点がある。死亡者数が桁違いに多いのだ。エボラウイルスが発見された1976年以来、発生はすべてアフリカで、2012年末までの死亡者総数は1290人。

ところが、今年2月から7月28日までの患者数は1201人で、死亡者は672人に達している。エイズの死亡者数と比較すると圧倒的に少ないが、エボラの恐ろしい点は、感染後2日から3週間ほどで発症し、短期間で半数以上の患者が亡くなることだ。 もちろん感染力も強い。小説や映画などでも取り上げられている通り、エイズの感染力よりもはるかに強勢である。エイズは1980年代こそ、患者と握手をしたり同じグラスから水を飲むなどで感染すると噂されたが、日常生活の中で感染することはない。

 

 

posted by タマラオ at 05:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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