2015年08月26日

時給8000円を稼ぐ「ビール売り子」の超仕事術 No1

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「球場の華」が緻密に組み立てる3つの戦略
http://toyokeizai.net/articles/-/69901

5月も半ばを過ぎ、夏場のように暑い日も珍しくなくなってきたこの時期。プロ野球がいよいよシーズンの本格的な戦いに入ってきている。そんな野球選手と同じように、野球場で奮闘する娘たちがいる。ビールの売り子さんだ。正しくは、「立売スタッフ」という職業名である。プロ野球シーズンだけの季節限定のアルバイトだ。 「ビール、いかかですか〜?」元気のい
い声とともに球場の客席を上へ下と歩き回る彼女たち。艶やかな服装、屈託のない笑顔、キビキビとした対応。

一見すると、華やかな職業、仕事のように見える。「球場の華」といってもいいだろう。だが、そんな彼女たちは、現場の3つの苦労と戦っている。背負うだけでも一苦労 まずは、背中に背負うビールサーバー。
その重さは、15〜18キログラムともいわれる。この仕事に就いた当初は背負うだけでも、一苦労。スタジアムの通路を往復するだけで精一杯だそうだ。2つめの苦労は、急勾配なスタジアムの階段。野球場に行ったことのある方はご存知かと思うが、結構な角度の階段が上から下まである。

お客さんから手が上がれば小走りに駆け上がり、タンクのビールがなくなれば取り替えにバックヤードへ帰る。修行僧のように何度も何度も昇り降りするのだ。最後は天候。2月から始まるオープン戦の頃の寒い風。梅雨時の突然の土砂降り。夏の直射日光――。天候の影響をモロに受けながらも、懸命に販売している。暑くても寒くても笑顔でいなくてはならない。そんな過酷な販売現場ではあるが、ビール売り子さんのアルバイトは若い女性に人気の職業だそうだ。この人手不足の時代でも、人材集めにはそれほど困らないらしい。

歩合制により3時間で3万円稼ぐ売り子も
魅力の1つは、頑張った分だけ得られる、歩合制の給与システムだ。球場や契約している酒店にもよるが、給与体系は大きく分けて以下のような内訳だ。固定給=出勤したことによる手当。ごく少額(交通費500円という名称のこともある)

歩合給=1杯○円、1杯の販売価格の○%がフィードバックされる。販売杯数が増えていくと、歩合の単価が上がったり、ボーナスが支給される

連続勤務給=野球が3連戦でその3日間連続で出勤すると手当追加

皆勤ボーナス=毎月全試合出勤するとボーナス追加

こうした各種成果給が組み合わさっている。歩合給の世界と言われる給与体系である。では、一体この過酷な現場で、この給与体系で、「何杯売って」「いくら稼いでいるのか」。気になるところだろう。
最近、テレビでよく見かけるタレントの「おのののか」さん(プラチナムプロダクション所属)は、以前ビールの売り子さんだったという経歴がある。彼女も、以前は東京ドームで伝説的な販売結果を残したと有名だ。本人の発言によれば、彼女の公式記録は1日に400杯。筆者は、リアルな売り子さんへのインタビューやネットでの情報を探してみたが、400杯というのは、どうやら圧倒的な数字のようだ。

通常は、初級者は50〜80杯。1日100杯前後、これが経験者の中での“平均的な売り子”さんだ。結果、1日の報酬は、9000円前後。時給にすると、2,000〜3,000円となる。これが、各球場に数人は存在する、トップ売り子さんになると、200から多いときで300杯売る。すると1日に2万〜3万円稼げる。時給にすると5,000〜8,000円だ。これは、「とても」いや「かなり」高い給与水準ではないだろうか。月収、年収まで追ってみよう。

月に、12日(3連戦を4回、毎週金曜〜日曜)出勤するとすれば平均的な売り子さんは、月収10万8千円。これも悪くない。トップ売り子さんは、日収2.5万円とすれば、月収30万円だ!時給だと、大企業の役員クラスと遜色ない時給を叩き出していることになる。年収で比較すると、企業の主任〜課長と同じレベルなのだ。

 

 

posted by タマラオ at 06:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記