2015年07月25日

人口激減の救世主“海のギャング”の魅力 No7

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「土用の丑の日」地元スーパーの「うなぎフェア」に乗り込んだ。おそらく、というか、絶対、世界初の「うつぼVSうなぎバトル」。決戦は「土用の丑の日」だった。地元紙でも告知と盤石の体制で臨んだ結果、会場となった地元スーパーの駐車場には大行列ができた。うなぎではなく、うつぼに、である。新聞に掲載された告知を見た、うつぼファンが押し寄せた。かつて高知で「うつぼ体験をした」四国各県からの、うつぼファンも続々訪れた。最終的には、うなぎを越える売り上げに。うつぼのKO勝ちだ。大変インパクトのある
結果となった。

ついに「かぶりもの」まで登場 “柄の模様”には須崎市ならではの秘密が…須崎うつぼ学会のみなさん。うつぼキャップをかぶればテンションもさらにアガる!?学会では、「うつぼ宣材ツール」にも余念がない。こちらもインパクトが大切である。うつぼチラシ、うつぼのぼり、うつぼ旗、うつぼポロシャツ。そして、「うつぼのかぶりもの」。「これです」と坂井さんが差し出したのは「うつぼキャップ」。世界初の「うつぼのかぶりもの」(たぶん)だ。ただし、ホンモノから比べると、ずいぶんとかわいらしい。

「柄の模様をよく見てください」――――うつぼの
顔に見えますが……

「これは須崎市のかたちです」。なんと、須崎市のかたちは「うつぼの顔面」だったのでる。市内東部に位置する内浦湾の上下のかたちは、うつぼの口もとそのもの。下顎にあたる、横浪半島のリアス式のガタガタした海岸線は、まるで獰猛な、うつぼの歯のようだ。「キャップで須崎市内の位置関係も説明できます。ここが、池の浦です」と坂井さんが下顎の真ん中を指さす。便利だ。

「これをかぶっていれば、どこでも目立ちます」。目立たないわけはない。高さ30センチ。数名がかぶって並んだら、謎の「うつぼ民族」襲来だ。むしろ、インパクトがありすぎて泣き出す子供もいるらしい。「かぶると楽しい気持ちになります」と語るのは宝石店を営む学会専務理事の田中英二さん。楽しくなってしまった田中さんの名刺は「うつぼの顔ハメ写真」入りだ。「かぶってみてくださいよ」と田中さんに、ピンクのうつぼキャップを手渡された。

「これはうつぼ姫用です」。うつぼ姫がいたわけではないが「いつかそんなこともあるかと思って」作成したらしい。かぶってみる。たしかになんか楽しい。

世界初の「うつぼ祭り」も開催 “21世紀の魚”として注目間違いなし!
「うつぼ姫コンテスト」。うつぼ風のファッションに身をつつんだ参加者も、ひとかたならぬ「うつぼ愛」を語り、大盛り上がり。その楽しさのまま、昨年11月8日には、「第1回須崎うつぼ祭り」が開催された。おそらく、というか絶対、世界初の「うつぼ祭り」だ。須崎港へ延びる大道路を会場で、うつぼのたたきや、うつぼのから揚げなど数々のうつぼ料理を販売。特製うつぼ汁の無料提供。うつぼにちなんだ催しものも充実。「須崎うつぼウルトラクイズ」や、足摺水族館の協力による「うつぼの展示」、地元アーティストが、うつぼにインスパイアされた数々の作品を展示した、うつぼアート展「うつぼの壺」も実施。

やっと「ピンクのうつぼキャップ」の使いどころも見つかった。「うつぼ姫コンテスト」も開催された。もちろん審査員を務めた須崎市長はじめ関係者も全員「うつぼキャップ」着用だ。「うつぼ姫コンテスト」は、審査基準は「うつぼへの熱い思いがあること」だけだったにも関わらず、参加者のほとんどが自ら「うつぼをイメージさせるファッション」で登場。大変な盛り上がりとなった。

「須崎に来ればおいしいうつぼが食べられる、と知ってもらいたい。日本各地からも多くの方に来てもらえたら」と学会では意欲を燃やす。須崎で出合ったうつぼは、美味しくて、元気になれて、美しくなれて、楽しくなるという大変素晴らしい魚だった。21世紀の日本人にとって、今後、注目すべき魚のような気さえしてきた。もしかしたら、坂本龍馬の次に、高知から「維新」を起こすのは、うつぼかもしれない!?

 

 

posted by タマラオ at 06:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記