2015年07月09日

五反田に“ひとり客”のパラダイスあり! No2

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http://diamond.jp/articles/-/69541

決め手は、フィリピンの味!
主人の金子章治は明治学院大学法学部を卒業。1983年、28歳の時に、かね将を出した。「学生時代、目黒のもつ焼き屋でアルバイトしてました。卒業してからもそこで働きました。バイトの延長で店を始めたんですよ」独立した時、「出すものがもつ焼きだけじゃヤバい」と思った。――親方の方がもつ焼きの技術は上だ。目黒と五反田は目と鼻の先だ。親方の店とは何か違うことをやらなければ、客が来てくれない。食っていけなくなる。そうしたら、せっかく就職もせずに独立したのに、店がつぶれてしまう。

そこで、金子は築地市場に通って、生のまぐろやイカを仕入れて、店に出すことにした。冷凍の品物でなく、新鮮なそれを仕入れるようにした。から揚げやフライの技術も覚えた。ポップコーンも乾燥したトウモロコシの粒を仕入れて、手作りすることにした。居酒屋のメニューで「ポップコーン」は珍しいけれど、それは金子が手作りにこだわる証拠だ。ポップコーンなんて、袋入りのものを買ってきた方が安いし、手間もかからない。それでも彼は毎日、ボップコーンを作る。

「もうひとつの人気メニューはフィリピンの味ですね」かね将には3大人気メニューがある。牛すじトマト煮(420円)、豚すじ煮(330円)、豚皮串焼きアドボ風味(200円)。いずれもフィリピン料理の味付けで、作るのは妻のアリシアさん。
「フィリピンにはアドボという国民的料理があります。酢に漬けた肉を煮込む料理でトマトを使うことも多い。うちの妻は料理が得意だから、居酒屋メニューをアドボ風味にして出しているんです。豚すじ煮というのもアドボ風味。これで、ワインを飲んでいるお客さんもいます」

かね将にはガーリックトースト(2ケ150円)がある。上記のなかのたとえば牛すじトマト煮を取って、ガーリックトーストと一緒に食べたら、気分はフィリピン、あるいはスペインにいる感じがする。この店にリピーターが多いのは、ある時はもつ焼きとハイサワー、ある時はポップコーン、ポテトバター(280円)、玉ねぎフライ(320円)とウイスキー、ある時は刺身と日本酒と各国の味と酒を楽しめるからだろう。築地市場に通って仕入れた生のまぐろやイカの刺身。時には主人が釣ってきた新鮮な魚もメニューに

「うちは年中無休ですけれど、私は水曜日には休んでいます」金子は休みになると、千葉の勝浦漁港へ出かけて釣りをしてくる。鯛は釣ったことないが、ヒラマサ、イカなどは大漁だったことがある。すると、彼が釣ってきた新鮮な魚介が木曜日、金曜日のメニューに出てくる。かね将へ行くのならば、ひとりで行くのがいい。そして、フィリピン風の料理を何かひとつは頼む。できれば木曜日に行く。その時、釣った魚があったら、それを頼む。好きな酒を頼む。

そのうえで、お腹が減っていたら、ご飯(150円メニューには載っていない)を注文して、釣った魚の刺身を自分でしょうゆ漬け(少し日本酒を入れる)にして、ご飯にのせて食べる。やっぱり、かね将はみんなのパラダイスだ。

焼とん酒場「かね将」
◆住所 東京都品川区西五反田2-6-1 ※JR五反田駅から徒歩2分、18時までなら予約可
◆電話 03-3495-4677
◆営業時間 6:30〜23:30(日祝〜22:30)、無休

 

 

posted by タマラオ at 06:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記