2015年06月29日

劇的進化をとげる日本のトイレ事情!  No3

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機能が向上し、居心地のよいトイレ空間を実現
トイレに入ってから出るまで便フタの開閉、脱臭、洗浄を自動で行ってくれる機能付き。便フタ開閉のためにかがむ必要もなく、流し忘れもない。ここ1〜2年に発売された最新式トイレは、とにかく多機能で、高機能な温水洗浄便座がセットされている。例えば、温水洗浄や温風乾燥、脱臭機能などは、当たり前になっている。脱臭機能については、メーカーや機種によって、標準仕様の脱臭機能に加えて、用をすませるとさらに強力に脱臭する二段階脱臭になっているものもある。

最新トイレに搭載されている機能で、目立っているのがオート機能。トイレ空間に入り便器に近づくと、便フタが開く、便器に座ると脱臭がスタートし、用を足し便器から立つと水が流れ、便フタが閉まる。この一連の流れを、すべて自動で行ってくれる。  便器後方に内蔵されたスピーカーから音楽が流れるINAXのトイレ。音楽はSDカードに収録されていて、トイレに近づくと自動でスタートする。そして、新しい機能として上位機種に見られるのが、サウンド機能。

便器にスピーカーを内蔵したり、スピーカー付きの専用リモコンを使用するなど、メーカーによる違いはあるものの、便器に近づくか座ると、自動的に音楽が流れるようになっている。音楽の種類はクラシックからオリジナル曲、川のせせらぎ音などが用意されているほか、SDカードにダウンロードした好みの曲を楽しめるトイレもある。さらに、フレグランス機能を備えたトイレも登場。これは、フレグランスキットを便器にセットし、使用時にトイレに近づくと、自動で香りが流れるというものだ。

また、深夜にトイレに行った際に、通常の明るさの照明で「目が覚めてしまった」というユーザーの声に対応して、LED照明などを内蔵したタイプも増えている。いずれも、便器の位置やリモコン、紙巻き器の位置がわかる程度のほのかなあかりで、便器に近づくと自動で点灯し離れると自動で消えるようになっている。

最近のトイレは小さくてスタイリッシュ
「TOTO史上最高傑作」としてCMされたネオレストハイブリッドシリーズ。水道から流れる水と、内蔵タンクの水の2つの水流により、水圧の低い場所にも設置可能に。節水によるコストメリットも大きく、浴槽約274杯分、水道代で年間約1万3058円に相当する節水ができる。 最新トイレに共通しているのが、背面にタンクがないこと。これらは総称して「タンクレストイレ」と呼ばれ、1993年にTOTOから初めて発売された。

その後、他社も発売。年々人気が高まっており、各メーカーの出荷量は増えている。 タンクレス以前のトイレは、いわば「タンク有り」トイレである。タンク有りのトイレは、水道の水を一旦、タンクにため、そのタンク内の水を便器に流して、排せつ物を押し流す。一方、タンクレストイレは水道から直接流れる水で洗浄できる。電気で弁を制御する仕組みにより、水流は勢いよく、便器内全体に渦を描くように流れる。

タンク有りの時代から、洗浄方式や水流の工夫で洗浄力アップや節水は進められてきたが、タンクレストイレの登場で水の流れ方もさらに進化した。勢いのある水で流すことで、洗浄力が高まり、少ない水ですむようになった。また、タンクがないので、水をためる必要がなく、連続使用ができる。一番最初に発売されたタンクレストイレは、水圧の低い高台やマンションの中高層階には設置できなかったが、その後、水道から直接流れる水と、内蔵した小さなタンクから加圧して流れる水の2つの水流を利用するなど、改良が重ねられ、現在では設置できるようになっている。

 

 

posted by タマラオ at 06:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記