2015年02月03日

漁獲量日本一なのに誰も知らない No1

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大変ご無沙汰いたしました。

青森の秘境・小川原湖の「しらうお」に春が来た!
http://diamond.jp/articles/-/64068

十和田湖より大きいのになぜ? 青森県民も知らない“秘境の湖”
しらうお漁獲量日本一を誇る、青森県東部に位置する小川原(おがわら)湖。「周辺を八甲田山系の豊かな自然に囲まれた湖は、海水と淡水が微妙に交じり合う汽水湖。ミネラルをたっぷり含み、豊富な水産資源に恵まれているんです」
そう語るのは青森県東北町・小川原湖漁業協同組合の市場課・生産課課長の鶴ヶ崎昭彦さん。全国一の漁獲量である、しらうお、わかさぎ、そして大和しじみや、天然うなぎ、もくずがになど、小川原湖の多種多様な魚介類が、古くから地域の生活や文化を支えてきた。多くの水産物が獲れるため、「地元では宝湖とよばれています」と鶴ヶ崎さんは胸を張る。

じつは小川原湖のことを、まったく知らなかったのだが、どうやら凄い湖らしい。ところで小川原湖の大きさは、青森県内にある十和田湖や十三湖の次くらいでしょうか?「とんでもない!」鶴ヶ崎さんの声が大きくなる。「次もなにも青森でいちばん大きい湖です!東北地方でも猪苗代湖の次に大きい。日本で11番目に大きいんですよ!!」いきなりの「大きい」三連発。面積は63.2キロ平方メートル。浜名湖並みである。小川原湖は大きいのだ。す、すみません…。鶴ヶ崎さんが「ですよね…」と、ため息をつく。「全国的に知っている人も少なけれ
ば、実は青森県民でも小川原湖を知らない人がいるんだよね。県民ですら湖の名前を読めないし、書けない。こがわらこでもなければ、小河原湖でもないし」と、あきらめ顔。そもそも周囲には観光スポットはなく、八戸エリアから、青森エリアへの「通過地」。過去には「知事まで存在を忘れていた」というエピソードまであるらしい。じつは小川原湖には、湖でありながら、れっきとした住所まである。

「小川原湖191番地」。住所もあって県内一、日本でも大きく、資源の宝庫、さらには漁獲量日本一の魚がいるのに「秘境状態」。誰も知らない宝の湖。このあまりの「知名度のなさ」が、小川原湖の漁業にとって深刻な問題となっていたのである。

知名度がなさすぎでしらうおの値下がりが止まらない!
水揚げ直後のしらうお 高級魚であるしらうおは、かつては主に、料亭や割烹へ卸されるため大変高値で取引されていた。バブル時代には漁師たちも、それはそれは数々の豪遊伝説があるくらい、潤っていたという。ところがバブル崩壊。接待で使われるような高級店からの、購入は激減。そして、しらうおバブルもはじけてしまったのである。「あのころが夢のよう。最近は1キロ1000円台です」大きな収入源だった、しらうおの価格暴落で漁師の所得は激減だ。

そのほかの水産物も、知名度のなさが災いした。質も高く素晴らしいにもかかわらず、「県内ですら満足に認知されていない。小川原湖の魚だからと買ってくれる人が少ないんです」と鶴ヶ崎さん。小川原湖は、しじみも特産品だ。徹底した資源管理が行われ、しじみ漁は基本的には動力の使用が禁止されているため、とても手間がかかる。しかも組合では「約15mm以上のしじみ」のみを漁獲。「食べるしじみ」をキャッチフレーズに、採貝まで4年の月日を要した、大粒で品質の高い立派なしじみを販売しているのだ。

しかし、一般的によく知られているのは「十三湖のしじみ」。知名度のない小川原湖のしじみは、なかなか各地で脚光を浴びることがない。小川原湖ではそもそも、豊富な水産資源を守るための試みが積極的に行われている。しじみだけでなく、しらうお、わかさぎも資源管理を徹底し、年に1度は組合員で湖畔全体の清掃活動も行うなどきわめて環境保全につとめ、地域の宝として、とても小川原湖は大切にされている。にもかかわらず、魚の買い取り価格は下がる一方だ。

もっと知名度を上げなければ「しらうおミクス」の日々は訪れない。小川原湖のブランド力を強化するために選ばれた魚は、やはり小川原湖を支え続けてきた「しらうお」だった。しかし、またまた問題があった。しらうおは主に高級魚として料亭などで提供され、産地が少なく鮮度落ちが早いため、一般的にスーパーで見かける機会が少ない。よって、庶民にとっては「知名度の低い魚」。なんだか「小川原湖を彷彿とさせる」魚だったのである。

 

 

posted by タマラオ at 06:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記