2015年02月08日

片足立ち、できますか?

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連続20秒以上で分かれ道 http://diamond.jp/articles/-/65959

家庭で簡単にできる脳疾患リスク検査をご紹介しよう。片足立ちが、それ。昨年末に報告された京都大学附属のゲノム医学センターによる研究から。同センターの田原康玄准教授らのグループは、遺伝子情報から疾患リスクを読み取り、診断に役立てる研究を続けている。今回は、表に現れる現象から疾患リスクを知る方法を検討した。

本研究では平均年齢67歳の男女(男性546人、女性841人)を対象に、両目を開いたまま片足立ちをしてもらい、その時間を計測。データは2回行ったうち、長時間続いた方を採用した。また、参加者はMRIで脳検査を実施している。
その結果、片足立ちを20秒以上続けられない人は、自覚症状が全くなくても、脳の深い所にある細い血管が詰まる「無症候性ラクナ梗塞」や、ごく小さな脳出血病変を発症している可能性が高いことが明らかになったのだ。

具体的には、20秒以上片足立ちができなかった人のうち、ラクナ梗塞巣が二つ以上見つかった人が34.5%、小さな脳出血二つ以上では30%だった。病変が見つかった人の全体の傾向として、高齢で高血圧や動脈硬化が進行していたという特徴はあるが、その影響を排除しても、片足立ちの時間の短さが疾患と関係していたのである。同時に行われた認知機能テストでも、片足立ち時間の短さと認知機能の低下が独立して関連していた。

つまり、片足立ちで長くバランスをとれない人ほど、認知症を含む脳疾患の発症リスクが高いわけだ。田原准教授らは、片足立ち検査は脳疾患のごくごく初期を洗い出し、より詳細な検査をするべきかを決定する簡便な方法になるだろう、としている。昨今は脳ドックの利用が増え、無症候性の病変が見つかるケースも少なくない。その精度はありがたいが、脳に爆弾を抱え「いつ悪化するか?」という不安と過ごす毎日は、かなり憂鬱である。

まず、簡単な片足立ち検査を日課にするのはどうだろう。自分の身体を意識すると、ついでに生活習慣も改善しようと前向きな気持ちになるかもしれない。

 

 

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2015年02月07日

海外の「盆栽ブーム」     No4

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美しいだけじゃなかった植物が生きる場所としての鉢を作る難しさ
笠井さんイチオシの作家・片岡秀美さんの仕事場。「釉薬の鉢がたくさん並んでいてぞくぞくします」 盆栽愛好家の間では、鉢を「盆器」と呼ぶ。盆器は絵画で言えば額縁だ。上ものの植物を引き立たせるためのものだから、主張しすぎてはいけない。作家性と言っても、それはあくまで植物との兼ね合いで発揮されるべきものである。「というわけでさりげなく、しかも美しく。脇役という意味では料理の器にも似ていますが、大きく違うのはそれが屋外で、長い年月の間、使うものだということ。

盆栽の鉢は、植物にとっては“おうち”と同じですから、丈夫でなくてはいけませんし、通気性も排水性も良くないといけない。だから、釉薬を使っても内側はあくまで素焼きのままにして、植物が呼吸できるように焼くんです」TOKONAMEが海外で高く評価されるようになったのは、こうした鉢としての機能性を十分に担保しつつ、植物と調和する芸術性を備えていたからだと思います。海外でも、ホームセンターなどに行けば安価な中国産の鉢が大量に売られていますが、長期育成や展示会出展などに耐えるレベルではない。だから、盆栽へのこだわりが強い人ほど、美しい日本の鉢に憧れるんです」

──器に穴を空けたら鉢になるだろう、というほど単純ではない。モノを作るにはそれぞれコツがある、ということですね。

「盆栽の世界では植物と鉢はイーブンである、と言われています。しかし、そう言いながら、実際にはあまり鉢の作家さんが大事にされていない現状もある。たとえば、盆栽の展示会に行きますね。そうすると、植物や盆栽を作った人の名前は出ていますが、鉢に関する情報や作家さんの名前などはほとんどない。これも、私が変えたいと思っている点の一つです」

シリコンバレーで鉢ビジネスをプレゼンしたら……。

日本と海外では、好まれる鉢の色も微妙に違うそうだ。植物の種類もそれが育つ自然環境も違うのだから、考えてみれば当然のことかも知れない。ヨーロッパの草花は日本の植物よりも色鮮やかに見える。これは日本に比べて湿気が少なく光の反射具合が違うことによるものだ。鮮やかな植物の色に合わせてヨーロッパ、なかでもフランスでは最近、小さめの色鮮やかな鉢が人気だという。ヨーロッパで開かれる盆栽の展示会やイベントにも参加しながら、笠井さんはこうした海外市場の動向を探っていた。

 

 

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2015年02月06日

海外の「盆栽ブーム」     No2

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ハマるほど自然体になる!?摩訶不思議な盆栽の魅力
笠井さんがベランダで育てている小さな盆栽。季節によって棚の風景も変わる。盆栽といえば、日本ではほんの少し前まで老人が楽しむものという認識があった。作家・深沢七郎が盆栽のメッカで暮らす日々をルポした『盆栽老人とその周辺』(文春文庫)には、どこへ行っても盆栽を薦められ、挙げ句、「預かってくれ」と置いて行かれたりして困り果てる様子が小説風に描かれている。単行本の発行は1973年であり、値段があってなきがごとし盆栽はこの頃、農家の副業としてかなり儲かるビジネスでもあったようだ。

──盆栽ってなんだか大変そうですね。毎日、水やりをしないといけないですし。

「それは、慣れたらできるようになります。朝起きたらトイレに行くのと同じ。ぜんぜん苦にならなくなる」

──何鉢くらいやっているんですか?

「50鉢」

──そ、そんなに……。

「最初はぜんぜんキープできなかったんです。仕事が忙し過ぎて。やはり、生活を反映するんですね。植えたら枯れて、枯れたらまた植えて、みたいな状態がずっと続いていました。その頃は1ヵ月に一度、2時間だけ盆栽を習っていたんです。肉体的にも精神的にもかなり疲弊した状態だったんですけれども、不思議と土をいじっている間だけは心が落ち着いた。盆栽がいいなと思ったのは、道端に生えているような、なんてことのない草を鉢に植えただけで生き生きとして見えること。植物と鉢の組み合わせだけで作品になるってすばらしいな、と思ったんです」

──あのー、盆栽をやっているとやはり、心が癒される感覚とかあるんでしょうか。植物に話しかけちゃうとか?

「あ、それはない」

──早起きになったりとかはしますか?

「それもないですね。というより、疲れの度合いが増したかも。それと、以前よりもストレートに感情の表現をするようになった(笑)。趣味が高じて鉢を売る仕事まで始めちゃったから編集仕事の納期に間に合わせるのがたいへんだし、お金はなくなるし……。ただ、盆栽を始めてから自分が何を大事にすべきか、がよくわかるようになってきたかも知れません。軸がぶれなくなった、というか」

──なるほど、盆栽をいじればいじるほど自分自身は自然体になる、と。

「そうかも。盆栽をやって良かったと思うのは、どこへ行っても『この草花はなんていう名前なのかな』とか『あの木、おもしろい形をしているな』とか自然を眺めて楽しめるようになったこと。そういう面では、すごく安上がりな楽しみ方ができるようにもなりました」

 

 

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2015年02月05日

海外の「盆栽ブーム」     No1

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http://diamond.jp/articles/-/62462

盆栽は、2〜3年に1度の目安で冬季に植え替えをする。写真は、もみじの木の植え替え候補にした、色違いの鉢を並べたところ。“鋲”を模した飾りは日本の太鼓をイメージしている。もみじは春の新緑、夏の緑、秋の紅葉と、葉の色が変わるので、どのシーンをイメージして楽しもうとするかで選ぶ鉢も変わってくるそうだ。日本の盆栽が海外で人気だという話はよく耳にするが、それに負けず劣らず、鉢も人気だとは知らなかった。日本の盆栽鉢を世界へ発信しよう、とこの8月に「ゆきもの」というオンラインサイトを立ち上げた、笠井有紀子さんが言う。

「海外でTOKONAMEと言ったら、ハイクオリティー盆栽鉢の代名詞。キラーワードになっています」それにしても謎だ。愛知県の常滑焼はたしかに、瀬戸や信楽、越前、丹波、備前などと並んで「日本六古窯」の一つに数えられている。しかし、国内で知られているのは主に朱泥の急須などで、盆栽用の鉢が有名だなどという話は聞いたことがない。これはいったい、どうしたことだろうか?

無料配布キャンペーンに世界19ヵ国からオファー殺到
5月に海外へキャンペーン配布したときの鉢。釉色鉢を専門とする盆栽鉢作家、片岡秀美さんの作品。「欧米で好まれる明るい色の鉢を作ってもらった」

──常滑の鉢って、海外ではそんなに有名なんですか?

「盆栽をやっている人たちの間では、漆器=ジャパンと同じくらいに有名です。じつは、日本の盆栽鉢を販売するサイトを立ち上げるにあたり、マーケティングリサーチのつもりでちょっとした無料配布キャンペーンをしたんです。インスタグラムを通じて『常滑の鉢を送るよー、欲しい人は連絡先を教えてね』と。そうしたら、一晩で100人近く、19ヵ国から応募が殺到し、即締め切らなければなりませんでした。最初は無料だからかな、とも思ったんです。冷やかしも多いだろうと心配したんですけれども、申し込んできた9割は実際に盆栽をやっている人でした」

──どれくらいの個数を配ったんですか?

「全部でおよそ100個。モノをやりとりすることで各国の郵送事情を確かめたい狙いもあったんです。結果、割れて届いたのが3、4個。だいたいは1、2週間で届きましたけれど、ブラジルへは1ヵ月もかかってしまいました。聞いたら、郵便局員のストライキがあったらしいんです。ちょうどワールドカップが開催されている時期だったんですけれど。日本では、考えられないですよね」笠井さんはもともとフリーランスの編集者だ。それがどうして盆栽を始めるようになり、さらには鉢にハマるようになったのか。──いつから盆栽をやるようになったんですか?

「本格的には2011年から。でも、その数年前からちょこちょこ習ってはいたんです。きっかけは取材で盆栽園を訪ねたこと。そこで外国人が盆栽を楽しんでいるのを見て、へえ、と思ったのが最初ですね」

──外国人に触発されたんですか?

「そうなんですよ。じつは私、合気道も習っているんですけれども、これも外国人の影響で。出会い頭にいきなり手首を掴まれて、『えいっ』と投げ飛ばされちゃったんですね」

──ええーっ!?

「日本人はみんな柔道か合気道を習っているものだと思ったらしく……。もちろん、冗談のつもりだったと思いますけれど。ただ、その体験があまりに強烈だったので、私もやってみようと思って習い始めました。でも、万年初段です」

 

 

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2015年02月04日

漁獲量日本一なのに誰も知らない No4

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しらうお漁獲量日本一を誇る、青森県東部に位置する東北町・小川原(おがわら)湖。全国一の漁獲量である、しらうお、わかさぎ、そして大和しじみや、天然うなぎ、もくずがになど、多種多様な魚介類が、古くから地域の生活や文化を支えてきた。前回お伝えしたように、私をはじめ全国的にも多くの人が小川原湖のことをまったく知らない。かの有名な十和田湖をしのぐ、青森でいちばん大きい湖にもかかわらずだ。そんな小川原湖のブランド力と知名度を強化するために選ばれたのが、料亭や割烹な
どにも卸されている高級魚の「しらうお」だった。

水揚げ後すぐ死んでしまう「しらうお」を陸で生かすことに成功したえび蔵さん
東北町にはおそらく「日本一しらうおに情熱を燃やしている」人物がいる。市内のレストラン「えび蔵」店主である蛯名正直さん。地元の特産をいかした町づくりがしたいという想いから、しらうおに注目。研究を重ねてきた。そのうえ、さらにはなんと、「絶対に不可能」と言われていたしらうおを生かす技術に日本で初めて成功。水揚げしたらすぐに死んでしまうしらうおを、なんと約140日生存させることに成功したばかりか、さらには生きたまま発送することまで実現してしまったのだ。

「日本一の漁獲量を誇る、小川原湖のしらうお。さらにその価値を高めるために、生きた状態で楽しんでもらえないだろうかと思ったんです」と語る蛯名さん。しらうおの活魚化を思い立った当時は、横浜の老舗すき焼店の料理長として腕を振るっていた。いつかは、愛する故郷で自分の店を開き、しらうおを提供できればと夢を温め続け、しらうおの生態を地道に調べ続けた。そして地元に戻り、ついにレストランをオープン。

「しらうおを生きたままテーブルにのせる」という決意を胸に、本格的にしらうおへの活魚化を進めるべく取り組みをスタートした。研究にあたって、蛯名さんは東京大学のしらうおの権威である教授のもとにも意見をうかがうべく、足を運んだ。教授はキッパリ言った。 「しらうおの活魚化は期待しないほうがいい」しかし、蛯名さんはあきら
めない。 「生きていたものが、いきなり死ぬわけがない」確かに、おっしゃるとおりである。高校時代は生物部に所属。テーマは「小川原湖のプランクトン」。小川原湖の調査研究にかけては筋金入りである。

蛯名さんの挑戦がはじまった。しかし、やっぱりことはそう簡単ではなかった。まず、そもそも生きたしらうおを入手することが大変だ。なにせ船が港に到着した時点で、大半が死んでしまう。漁師に頼むしかない。「『しらうおを生かすなんて、そんなことできるわけない』と相手にされないこともありました」仕方あるまい。もはや、漁船ジャックだ。蛯名さんは、しらうお専用容器を携えて漁船に乗り込んだ。

せっかく生きたしらうおを入手しても、水槽に入れるまでに死んでしまっては元も子もないため、容器も工夫に工夫を重ねた。しらうお専用容器は丸型。四角い入れ物では、しらうおが四隅にかたまって折り重なって死んでしまうからだ。さらにしらうおが生きやすいであろう濃度に調整した塩分の水を入れる。さらに、なんとか苦労して仕入れたしらうおを、生きたまま運ぶのもひと苦労。車に乗せて振動を与えないよう、細心の注意を払いながらも大急ぎで専用水槽へ運ぶ。

しかしどれだけ気を使っても、到着までにしらうおが息絶えてしまうこともある。「容器に入れたときには元気だったのに、水槽に入れようとしてふたを開けたら、一匹しか生きてなかったってこともあるんです」としょんぼり話す蛯名さん。小川でとってきたメダカが死んでしまって、ガッカリした少年のような表情だ。

 

 

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2015年02月03日

漁獲量日本一なのに誰も知らない No1

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大変ご無沙汰いたしました。

青森の秘境・小川原湖の「しらうお」に春が来た!
http://diamond.jp/articles/-/64068

十和田湖より大きいのになぜ? 青森県民も知らない“秘境の湖”
しらうお漁獲量日本一を誇る、青森県東部に位置する小川原(おがわら)湖。「周辺を八甲田山系の豊かな自然に囲まれた湖は、海水と淡水が微妙に交じり合う汽水湖。ミネラルをたっぷり含み、豊富な水産資源に恵まれているんです」
そう語るのは青森県東北町・小川原湖漁業協同組合の市場課・生産課課長の鶴ヶ崎昭彦さん。全国一の漁獲量である、しらうお、わかさぎ、そして大和しじみや、天然うなぎ、もくずがになど、小川原湖の多種多様な魚介類が、古くから地域の生活や文化を支えてきた。多くの水産物が獲れるため、「地元では宝湖とよばれています」と鶴ヶ崎さんは胸を張る。

じつは小川原湖のことを、まったく知らなかったのだが、どうやら凄い湖らしい。ところで小川原湖の大きさは、青森県内にある十和田湖や十三湖の次くらいでしょうか?「とんでもない!」鶴ヶ崎さんの声が大きくなる。「次もなにも青森でいちばん大きい湖です!東北地方でも猪苗代湖の次に大きい。日本で11番目に大きいんですよ!!」いきなりの「大きい」三連発。面積は63.2キロ平方メートル。浜名湖並みである。小川原湖は大きいのだ。す、すみません…。鶴ヶ崎さんが「ですよね…」と、ため息をつく。「全国的に知っている人も少なけれ
ば、実は青森県民でも小川原湖を知らない人がいるんだよね。県民ですら湖の名前を読めないし、書けない。こがわらこでもなければ、小河原湖でもないし」と、あきらめ顔。そもそも周囲には観光スポットはなく、八戸エリアから、青森エリアへの「通過地」。過去には「知事まで存在を忘れていた」というエピソードまであるらしい。じつは小川原湖には、湖でありながら、れっきとした住所まである。

「小川原湖191番地」。住所もあって県内一、日本でも大きく、資源の宝庫、さらには漁獲量日本一の魚がいるのに「秘境状態」。誰も知らない宝の湖。このあまりの「知名度のなさ」が、小川原湖の漁業にとって深刻な問題となっていたのである。

知名度がなさすぎでしらうおの値下がりが止まらない!
水揚げ直後のしらうお 高級魚であるしらうおは、かつては主に、料亭や割烹へ卸されるため大変高値で取引されていた。バブル時代には漁師たちも、それはそれは数々の豪遊伝説があるくらい、潤っていたという。ところがバブル崩壊。接待で使われるような高級店からの、購入は激減。そして、しらうおバブルもはじけてしまったのである。「あのころが夢のよう。最近は1キロ1000円台です」大きな収入源だった、しらうおの価格暴落で漁師の所得は激減だ。

そのほかの水産物も、知名度のなさが災いした。質も高く素晴らしいにもかかわらず、「県内ですら満足に認知されていない。小川原湖の魚だからと買ってくれる人が少ないんです」と鶴ヶ崎さん。小川原湖は、しじみも特産品だ。徹底した資源管理が行われ、しじみ漁は基本的には動力の使用が禁止されているため、とても手間がかかる。しかも組合では「約15mm以上のしじみ」のみを漁獲。「食べるしじみ」をキャッチフレーズに、採貝まで4年の月日を要した、大粒で品質の高い立派なしじみを販売しているのだ。

しかし、一般的によく知られているのは「十三湖のしじみ」。知名度のない小川原湖のしじみは、なかなか各地で脚光を浴びることがない。小川原湖ではそもそも、豊富な水産資源を守るための試みが積極的に行われている。しじみだけでなく、しらうお、わかさぎも資源管理を徹底し、年に1度は組合員で湖畔全体の清掃活動も行うなどきわめて環境保全につとめ、地域の宝として、とても小川原湖は大切にされている。にもかかわらず、魚の買い取り価格は下がる一方だ。

もっと知名度を上げなければ「しらうおミクス」の日々は訪れない。小川原湖のブランド力を強化するために選ばれた魚は、やはり小川原湖を支え続けてきた「しらうお」だった。しかし、またまた問題があった。しらうおは主に高級魚として料亭などで提供され、産地が少なく鮮度落ちが早いため、一般的にスーパーで見かける機会が少ない。よって、庶民にとっては「知名度の低い魚」。なんだか「小川原湖を彷彿とさせる」魚だったのである。

 

 

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