2014年11月27日

美味しいものは骨まで味わう、日本の優れた食文化 No1

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http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/42150

西武新宿線と都営大江戸線が交差する「中井」駅を降りて徒歩1分、新宿区中落合在のうなぎ串焼き「くりから」をご紹介します。 ニンニク醤油でうなぎを食べる 逸品です! すぐに売り切れ続出  私が愛してやまない「くりから」は、うなぎの串焼きで飲ませてくれるお店です。能書き以前にまず「短冊串・ニンニク醤油」の風景から。 ただでさえ精のつくウナギをニンニク醤油で食べていったいどうするんだ、とか聞かないで、まずは華麗な食の演出をご堪能下さい。

キモ、レバー、エリ、バラ・・・様々なウナギの串が楽しめますが、希少部位も多く入荷しない日、入ってもすぐに売り切れてしまう品も多く、全部の品数を制覇するにはしばらく通わねばならないかもしれません。ウナギというと多くの人が思い浮かべるのは蒲焼でしょう。しかしウナギは蒲焼のみにあらず。これも知る人は知る定番で、ウナギの骨は揚げれば何よりのビールのお伴です。 「くりから」は飲み物もウナギと相性のいいものを・・・しかも気軽にお替わりできる設定で供してくれます。

ビール、ホッピーなどポピュラーなものから「金宮焼酎」さらにはチューハイの元祖「ホイス」といった、なかなかほかではお目にかかれない幻の酒のラインナップ。 ウナギの「皮」の美味は誰しも知るところですが、開いて下ろしたバラの部分をポン酢でいただく、さらにはキモで調味したバーニャ・カウダなど、一匹のウナギの頭から尻尾まで・・・どこからが尻尾かよく分かりませんが・・・捨てるところがほとんどありません。そう、ウナギという食材は「一身具足」を丸ごと食べられる。ここは大事なポイントだと思うんですね。

一身具足:役者のすべてを生かす ビールの定番ウナギボーン「ホネ」
実はご亭主の鈴木規純さんは、あまり強調しておられませんが、演劇人としても長いキャリアをお持ちです。 劇作家・演出家が選りに選ったウナギを一串、一串丁寧に供している。私も一楽隊として共感しつついただいている次第です。
そして舞台に登場する主役:ウナギですが、ウナギは1つとして捨てるところがない。すべてを生かし、最も良い形で一品として供したい、という職人気質は、ステージ上の役者が持てるすべてを生かし切る演出家の目と耳、嗅覚と味覚と一本キリッと筋が通っている、そんなふうに思っています。

 

 

posted by タマラオ at 05:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記