2014年11月18日

ネズミ肉のシシカバブは都市伝説ではなかった いまの中国の食品安全を考える   No1

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日経ビジネス   http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20130506/247599/?P=1

世界で一番危険な食べ物を販売する悪魔の国
北京では鳥インフルエンザのせいで北京の鶏肉や卵の値段がずいぶん下がっていた。加工肉で鳥インフルエンザに感染する例はないと聞くが、それでも敬遠されるようだ。  豚肉の価格も下降ぎみだ。病死豚肉
が違法流通している状況が最近発覚していることも影響しているといわれている。今年3月に長江下流域で1万6000頭の豚の死骸がぷかぷか流れていた事件があったが、あれも豚の病死と病死豚肉の流通問題が背後にあると言われている。今回は最近、中国でいくつか発覚している「危険食品」問題を紹介したい。

「四足は机以外食べる」という広東人でもビックリ
5月上旬に一部中国メディアで報道され、強い関心を呼んだのが、福建省?州市南靖県で地元鎮政府から「病死豚の無公害化処理」業務を請け負った業者3人が実は病死豚肉の流通に加担していたことが発覚した事件だった。この3人はわずか3カ月の間に40トンの病死豚肉を広東省や湖南省地域に流通させ、約300万元相当の売り上げを得ていたという。 3月に地元警察が「タレコミ」をもとに
地元鎮政府の冷凍車を抜き打ち検査すると、確かに病死豚肉7トンが押収され、冷凍車に乗っていた運転手と3人の業者を逮捕した。また3人が借りていた冷凍倉庫からも約32トン相当の病死豚が押収された。

地元動物検疫当局によると、この倉庫内の豚肉からは俗称「青耳病」(豚繁殖・呼吸障害症候群)と偽狂犬病(オーエスキー病)のウイルスが検出された。青耳病は「豚のSARS」と言われ、空気感染し、感染力が非常に強く致死性も高い。偽狂犬病は豚の唾液や鼻汁などの直接、間接接触で感染が広がり、豚がかかると脳軟化など神経障害を起こす。 逮捕された3人は鎮内の各村で病死
の豚の検死を行い、その死骸を安全に処理する仕事を請け負っていたが昨年8、9月ごろから、病死豚の肉を横流しで売り始めたところ、よく売れたため、今年1月から本格的に倉庫を借りて、病死豚専門に大量販売を行うようになったという。

3人は、路上に捨てられている病死豚を拾い集めたり、農家から病死の豚を1斤(約500グラム)あたり0.1元から0.8元程度の安価で買ったりして、人を雇って解体、20キロずつ袋詰めにして、販売していた。これの流通先はまだ調査中だが、広東や湖南の食肉業者に転売され、最終的には食卓に並んでいる可能性もあるという。逮捕者はさらに増える見込みだ。 もう1つ、最近世の話題となったの
は偽羊肉だ。

路上の屋台で売られているシシカバブがネコやネズミの肉などを羊の油に付け込んだ偽羊肉が使われていることは「都市伝説」として語られてきたことだが、それはまぎれもない事実だった。

上海紙「解放日報」が公安当局の摘発した食品安全犯罪として報じた。 それによると、偽羊肉にはキツネやタヌキ、カワウソ、果てはネスミなどまで含まれていたことがDNA検査で判明。ネコ肉は、中国の南部では薬膳料理として普通に食されているが、さすがにドブネズミの肉まで使用されていたとあっては、「四足は机以外食べる」といわれた広東人ですら、驚愕だろう。

有名レストランチェーンでも流通
この偽羊肉は江蘇省無錫の警察当局が「タレコミ」をもとに卸売市場にがさ入れしたところ、発覚した。これら肉は上海の農産物市場にもすでに流入しているという。 卸売市場で押収された11トンの偽羊肉は
ニュージーランド産ラム肉加工品(シシカバブ)などとして、定価の半額から8割引きの1斤7元前後で売られていた。この商品を取り扱っていた業者は山東省陽信の業者から仕入れたという。  

 

 

posted by タマラオ at 05:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記