2014年07月12日

ビール通の素朴な疑問に No1

069.JPG
DIAMOND http://diamond.jp/articles/-/52760

節約志向を反映してビール業界でも価格が安い「新ジャンル」に人気が集まる中、糖質やカロリー、プリン体を抑えた「機能系」商品が続々登場。だがこれらは「味が物足りない」イメージがあるのも事実。そこで『ダイヤモンド・オンライン』きってのビール好きライターが、新ジャンルで「糖質ゼロ」のロングセラーになっているという「キリン濃い味〈糖質ゼロ〉」の開発者を取材。ビール通が抱く、味に関する疑問をぶつけた。果たして、本当にウマいのか?

「キリン濃い味〈糖質ゼロ〉」生みの親・キリンビール商品開発研究所の蒲生徹さんに聞いてきた! ビール職人も“糖質ゼロ”の商品は「味が薄く、少し物足りないなあと
思っていた」
ここのところ飲料業界で、血圧や血中コレステロールなどを正常に保つことを助けたり、脂肪分を吸収しにくくしたりする特定保健用食品(通称:特保)など、健康を気遣った商品が人気を博している。「特保コーラ」といった、今まで想像もつかなかったような新商品まで登場している。ビール業界にもその流れは押し寄せてきた。価格が手ごろで人気の「新ジャンル」に
おいても、「糖質ゼロ」や「カロリーオフ」、「プリン体カット」などの「機能性」を特長とする商品が目立つようになっている。だが、率直に言わせてもらえれば、こうした商品は「味が薄い」「物足りない」という感が否めなかったのも事実ではないか?特に大の"ビール党"ほど、そういった思いが強い気がする(事実、筆者もその1人だ)。実際、キリンビールが以前実施したアンケート調査で、「機能性」を謳ったビール系
飲料を過去に試したことがあるものの、今は飲んでいないと答えた人の中で、「味がおいしくない」との理由が最多を占め、それに次ぐのが「味が薄い」だったという。この消費者の声をビール会社はどう捉えているのだろう?そんな疑問を持って調べてみると、すでにキリンビールはこうした消費者の"不満"に応えるべく、「機能性」と「飲みごたえ」を両立させた商品の開発に注力していた。

その結果、ビール好きにも納得される飲みごたえを持った「糖質ゼロ」の新ジャンルの商品を2011年2月から市場投入。それが「キリン濃い味〈糖質ゼロ〉」だ。発売から3年たった今も飲み続けられるロングセラーとなっているという。ビールのうまみに大きくかかわる糖質をゼロにしつつ、しかも飲みごたえを出すという相反する特長を両立させることは、技術的にどう可能なのか?そもそも、本当に飲みごたえがあってウマいのか?

これは、「キリン濃い味〈糖質ゼロ〉」の開発を担当したビール職人から直接話を聞くしかない。そこで、キリンビールに取材を依頼すると、対応してくれたのがキリンビール商品開発研究所の蒲生徹さんだった。そう、彼こそが「キリン濃い味〈糖質ゼロ〉」を世に送り出したビール職人だ。ビール職人にとって、「機能系」はどんな味と感じていたのか、最初に疑問をぶつけてみると、返ってきたのは次の答えだった。 「味が薄く、物足りないなと私も思っていました」

「でも、その消費者の“不満”、つまりニーズから、この『濃い味〈糖質ゼロ〉』の開発がはじまったので、何としてもやってみたいと思ったんです」(蒲生さん)

 

 

posted by タマラオ at 04:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記