2014年07月04日

海の向こうからやってきた!儲かる黒船家電

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TBS がっちりマンデー   http://www.tbs.co.jp/gacchiri/archives/20130421/1.html

日本向けに改良して大人気の儲かる家電とは?海の向こうからやって来た!儲かる黒船家電!まず最初にやって来たのは、「グループセブ ジャパン」。 出迎えてくださったのは、マネージメント
ディレクターのペア・ラスムセンさん。

スタッフ:どちらの国のメーカーですか?
ペアさん:フランスの会社なんです!

グループセブという会社名はあんまり有名ではありませんが、「ティファール」というブランド名なら聞いた事あるのでは?テフロン加工のフライパンなどが大人気!では一体、儲かっている家電は何なのでしょうか?

ペアさん:電気ケトルです!すぐ沸くやつですね。

そう!「ティファール」が作った、日本でバカ売れの家電は「電気ケトル」。 水を入れてボタンを押すだけで、簡単にお湯が沸かせちゃうってことで大人気!コップ1杯のお湯を沸かすのにかかる時間は僅か42秒!

スタッフ:儲かってますか?
ペアさん:売り上げはスゴくいいけど、儲かってるかどうかは、ちょっと言えるかな?この番組は取引先も見てるからあんまり儲かってるとは言えないでしょ。

では一体、なぜ電気ケトルを販売することになったのでしょうか?
ペアさん:日本の企業は昔からスゴくうまく湯沸しジャーポットを作っていたんです。逆にヨーロッパには湯沸しジャーポットがないんです。 実は、当たり前に思っている湯沸しポットの「保温」
は日本だけの機能。 一度沸騰させてから紅茶を淹れるヨーロッパでは、使うたびにコンロで沸かすのが常識だったんです。

1982年、ティファールは、そんなヨーロッパ向けに、1250ワットのハイパワー、「すぐ沸く」電気ケトルを発売!これがバカ売れ!!その勢いは留まらず、海を越え日本へ!しかし、これが全然売れなかったそうなんです・・・

ペアさん:あの〜、日本人は家電にうるさいんですよ!だからフランスのモノをそのまま持ってこないです。
そこで市場調査を行い、日本人が好きそうなモデルを徹底研究!その結果、ヨーロッパでは1.7Lで発売していたのを、日本仕様に0.8Lを開発!さらに!

ペアさん:これは日本だけ!ピンク色!調査したら日本の女性はピンクが好きだったんです!80歳のおばあさん達も買ってくれてる!これは他の国では売れません!

地道な日本向けの改良の結果、ティファールの電気ケトルは徐々に認知され、これまでに1100万台を売り上げるオバケ商品に成長! 他にもティファールでは、日本向けに一工夫した家電を開
発。

例えば、こちらの「ホームベーカリー・マイブレッド」は、飽きがこないようメロンパンやクロワッサンなど、色々な種類のパンが焼ける。そんな、日本向けに改良を重ねるティファールはがっちりです!

 

 

posted by タマラオ at 05:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2014年07月03日

知られざる黒子、「わらべや日洋」の素顔 No3

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セブン専用工場でも、セブンが買う保証はない
だが、メーカーがこうした「セブン専用工場」を立ち上げようとも、セブン側がこれらの工場で作られる商品を買ってくれる保証はない。メーカーが、セブンの厳しい要求を満たせる商品を開発・生産できるかどうかにかかっている。 そのため、わらべや日洋では、調理機器の多くは自社で独自に開発するなど、競争力を高める工夫をしてきた。さいたま市の新工場にも、セブンの社員でも数人しか見せたことがないという最新技術が詰まっているという。

例えば、これまでは炒めたり焼いたりして作っていた弁当のおかずを、この工場では過熱蒸気によって作れるようになる。ロースカツ丼のような商品では、肉はより柔らかく、卵はよりトロトロに仕上げることができる。チルド化により消費期限も従来の「製造日+4日」から「製造日+5日」に伸ばすことが可能になる。商品の廃棄ロスを減らせるため、セブンの収益改善にも貢献できるという。 「こうした高価な設備投資は、販売量が多いセブン向けだからこそできる」と、わらべや日洋の妹川社長は話す。

ほぼ毎年、工場を1つ新設する
これまで見てきたように、セブンのおにぎりや弁当がおいしい理由は、セブンの下でメーカーに激しい競争を強いる「鉄の支配力」ができ上がっていることにある。圧倒的な販売量を誇るセブンに付き従うことができれば、成長は約束されたようなものだ。そのためにも、メーカーは商品開発にしのぎを削り、我先にと先端技術を導入して、セブン向けの工場を建設する。 実際、わらべや日洋は、現状のペースでセブンが店舗数を拡大し続ければ、売上高は毎年、約7%伸びていくという。その拡大ペースについていくためには、ほぼ毎年、工場を新設する必要がある。

増え続ける投資金額を考えれば、セブンの要望に応え続けるのは容易ではなさそうに見える。しかし、わらべや日洋の妹川社長はセブン向けの投資の手を緩める気持ちは毛頭ない。セブンの成長が減速することは、当面、「あり得ない」と考えているからだ。 妹川社長は、「セブンで商品がヒットすることは、全国でのヒットを意味する。今後は、缶詰や冷凍でしか提供できていなかった食品分野が、チルドに置き換わっていく可能性もある。

おにぎりや弁当で培ってきたノウハウで、今後、商圏はどんどん広がる」と期待を膨らませる。 セブンと一蓮托生のわらべや日洋のような黒子の存在に、セブンのおにぎりや弁当のおいしさは支えられている。

 

 

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2014年07月02日

知られざる黒子、「わらべや日洋」の素顔 No2

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苦労して開発したレシピも他社と共有
わらべや日洋が開発した商品が全国展開される場合、九州など自社工場がない地域ではどのように商品は作られているのだろうか。実は、わらべや日洋が開発したレシピを基に、他のメーカーが生産を分担している。 セブンの傘下には「日本デリカフーズ協同組合」という組織がある。1979年に設立され、現在、セブンにおにぎりや弁当、サンドイッチ、総菜、デザートなどを納入しているメーカー約80社が加盟する。

この協同組合が、セブンが発売するすべての商品のレシピを管理する。つまり、わらべや日洋が開発したおにぎりや弁当のレシピも、セブンの指導の下でこの協同組合で共有されているのだ。 セブンは、安定調達の観点から1つの商品を2つのメーカーに作らせている。そのため、わらべや日洋が開発した商品も、協同組合を通じて常に複数のメーカーが生産している。

自社工場がない地域や、商品がヒットして自社工場だけでは生産を請け負いきれなくなった場合も同様で、セブン側がほかのメーカーの工場に生産を割り振っている。こうした生産体制を機能させるために、セブンに商品を納入するメーカー同士がレシピを共有することが不可欠なのだ。全国で均一の味にする必要があるため、毎週、メーカー同士の擦り合わせが実施されているという。

競争を強いる「エリアの陣取り合戦」
消費者が全国どこでも同じ味のセブンのおにぎりが食べられるのは、この協同組合の存在によるところが大きい。だが、メーカーにとっては、それは厳しい競争を強いられる仕掛けでもある。 レシピが協同組合で管理されるということは、いわば独自の開発ノウハウがライバルメーカーに真似される可能性にさらされることを意味する。だが、それを恐れて商品開発を怠れば、他社が開発した商品の生産が割り振られるのを待つだけになってしまう。そうなれば、協同組合内での生産シェアは上がらず、工場の稼働率向上もおぼつかない。

だから、ライバルに先んじて生産の優先権を獲得しようと、商品開発に必死になる。 わらべや日洋の妹川社長は、「(セブン向けに商品を供給するメーカーは)エリア取り競争を展開している」と話す。セブンは現在、約1万6000店舗を持ち、今年度は1600店舗の出店を計画している。セブンの店舗拡大に応じて、どのエリアに工場を建設するかという競争が、メーカー間で繰り広げられているのだ。

例えば、わらべや日洋は6月9日、同社で26番目となる工場を、埼玉県さいたま市で稼働させた。チルド商品の最新工場で、投資額は約26億円。従来の工場の約2倍の投資金額となった。一方、わらべや日洋の新工場が稼働する3日前、兵庫県小野市ではハム・ソーセージ最大手の日本ハムが、セブン向けにチルド商品の工場を新たに稼働させた。セブンが注力するチルド商品の受注を獲得しようと、東と西でエリア獲得合戦が起きているわけだ。

 

 

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2014年07月01日

知られざる黒子、「わらべや日洋」の素顔 No1

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日経ビジネス      2014年6月17日    http://business.nikkeibp.co.jp/article/interview/20140616/266897/?n_cid=nbpnbo_bv_ru

大竹 剛 ;日経ビジネス ロンドン支局特派員  008年9月から、ロンドン支局特派員として欧州・アフリカ・中東・ロシアを活動範囲に業種・業界を問わず取材中。

セブンイレブンの「おにぎり」や「弁当」の開発・生産で、約3割のシェアを握る黒子企業がある。東京都小平市に本社を構える、わらべや日洋だ。「おいしい」と評判のセブンのおにぎりや弁当は、どのように作られているのか。その舞台裏をのぞく。 「セブンイレブン(セブン-イレブン・ジャパン)」のおにぎりの年間販売数をご存知だろうか。その数、18億7600万個(2014年2月期)。1日当たり約514万個で、1店舗につき約320個が消費されている計算になる。

一方、お弁当は5億500万個。毎日1店舗当たり約86個売れている。いずれもその販売数は日本最大と見られており、セブンのおにぎりや弁当は、私たち日本人の食生活を支えていると言っても過言ではない。このセブンイレブンの「おにぎり」や「弁当」の開発・生産で、約3割のシェアを握る黒子企業がある。東京都小平市に本社を構える、わらべや日洋だ。 同社は1988年以来、セブン向けのおにぎりや弁当の開発・生産に特化してきた。

一般的によく聞かれる「セブンのおにぎりはおいしい」という評判は、いわば、わらべや日洋の貢献なくしてあり得なかったとも言える。従業員数は約860人で、2014年2月期の売上高は1865億円、前期比6.6%増となった。セブンの成長とともに、着実に事業を拡大している。 わらべや日洋は、どのようにおにぎりや弁当を開発しているのだろうか。その舞台裏をのぞいてみよう。 わらべや日洋は、160人以上の開発担当者を社内に抱えている。

この開発担当者たちが、セブン側から提示される売れ筋などのデータに加えて、自らの足と舌で集めた消費者の嗜好に関する情報を基に、年間約1000種類の試作品を開発している。その中で、セブン側の厳しい審査を経て最終的に採用されるのは、年間約400種類だ。

ご飯が少しでも柔らかかったら、即座に全国で回収
商品として発売された後も気は抜けない。わらべや日洋の妹川英俊社長は、「(セブンは)特に、米の炊きあがりの品質に妥協がない。少しでも固かったり柔らかかったりすると、一発で全国の店舗から回収される」と話す。 東京都千代田区のJR四ッ谷駅に近いセブン-イレブン・ジャパンの本社ビルの1階に入居しているセブンイレブンの店舗は、その品質チェックの場になっている。

この店舗にはセブンの商品担当者らもランチなどを買いに日々訪れるため、商品の“異変”がこの店舗から発覚することは少なくない。この店舗で起きていることは全国で起きていると社内では考えられており、何かあればすぐに本社から全国に指示が飛ぶ。

 

 

posted by タマラオ at 05:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記