2014年04月30日

超人気の純米大吟醸酒「獺祭」 No1

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日経ビジネス   2014年4月18日     http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20140417/263049/?n_cid=nbpnbo_bv_ru
宗像 誠之 日経ビジネス記者 日経コミュニケーション、日本経済新聞社産業部、日経コンピュータを経て、2013年1月から日経ビジネス記者。

獺祭(だっさい) 旭酒造 オバマ大統領訪日の手土産として贈られた日本酒は「獺祭(だっさい) 磨き その先へ 二割三分セット」です。獺(かわうそ)に祭と書き「獺祭(だっさい)」と読むお酒があります。一風変わった名前を持この日本酒は、山口県の岩国市周東町という小さな町から日本全国に発送されている、日本酒ファンの間でかなり話題になっている地酒なのです。カワウソは捕らえた魚を岸に並べる習性があり、その姿はお祭りをしているように見えるとか・・。

詩や文をつくる際、多くの参考資料等を広げちらす様子と共通することから、「獺祭」とは書物や資料などを散らかしている様子を意味します。 学者、正岡子規は自らを獺祭書屋主人と号してお
り、日本文学に革命をもたらした正岡子規のように、変革と革新の中からより優れた酒を創り出そうという志。そして地元の地名「獺越」にも「獺(カワウソ)」の文字があることから「獺祭」という酒名が付けられました。 蔵元のすぐ隣に
は川が流れていますがその川に「かわうそ」が棲んでいたかもしれませんね。・・・

入荷日に店頭から消える、超人気の純米大吟醸酒「獺祭」。欧米など約20カ国に輸出され海外でも大好評だ。品薄解消へ、獺祭を醸造する旭酒造は増産を計画するが、致命的な課題がある。獺祭を好きなだけ飲めるようにする方法とは?「この前も、ドイツから取材に来た外国人記者を乗せたよ」。道すがら、タクシーの運転手は地元自慢をするように饒舌に語った。 目的地である山口県岩国市の獺越(おそごえ)は、山陽新幹線の新岩国駅からクルマで約30分程度。

途中からはひたすら山道を走る。周辺は森林ばかりで、たまに農家らしき家がちらほら見えるくらい。本当にこんなところに会社はあるのか。そう思い始めたころ、登りだった坂道が下りになり、山間の集落が現れた。真っ先に目に飛び込んでくるのが、山奥に似つかわしくない、地上4階建ての酒蔵だ。ふと自分の私用スマートフォンを見ると、驚くべきことに電波が入っていない。別の携帯会社の業務用スマホは、かろうじてアンテナが1本立っている状態。

そんな場所にあるのが、日本酒の分類で最高ランクの純米大吟醸酒「獺祭」を醸造する旭酒造の本社と生産拠点である。 獺祭は、コメを最大77%も磨いた芯の部分だけを使用する。原料のコメは、酒造米の最高峰「山田錦」のみ。これを極限まで磨き、できるだけ雑味を取り除く。フルーティーな香りとすっきりした飲み口が受け、日本酒好きだけでなくワイン通や女性にもファンを増やしてきた。

最高級品は1本3万円、でも国内外で売れる
あまりの人気に東京の一部の店舗では、入荷日にすべて売れてしまう状態が続く。獺祭の最高級品「磨きその先へ」は1本3万円もする。が、獺祭は入荷するたびに、次々と売れていく。獺祭の販売が好調なのは日本だけではない。その味は海外のワイン通もうならせ、富裕層を中心に人気が高まっている。獺祭は2000年代初頭から海外で販売された。欧米や中東、アジア地域に販路を拡大し、2011年には、ユダヤ教徒が口にできる清浄食品基準「コーシャー・ライセンス」も取得。2013年からはタイ、インドネシア、エジプトの3カ国で新たに販売を開始している。

 

 

posted by タマラオ at 06:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記