そして、ロンドン五輪のアジア予選(9月)もすぐにあります。中1日、中2日などのタイトなスケジュールなので、しっかり体のケアをしてコンディションを整え、ロンドン五輪に出場したい。五輪でもみんなで力を合わせて、またメダルを取りたいです。W杯に優勝したらしたで欲が出てくるもので、五輪のメダルも欲しいなと思います。
海堀あゆみ(INAC神戸レオネッサ)
PK戦では自分の直感を信じて跳びました。優勝は「やればできる」という気持ちで目指していましたけれど、本当にできるとは半分思っていませんでした。この優勝で、日本の皆さんに元気や勇気を与えられたらと思います。
宮間あや(岡山湯郷Belle)
「PK戦に入った時点で勝ち負けを気にしなかった」 米国は後半の途中くらいから間延びしてきたけれど、彼女たちはそれを超える精神的なタフさを持っていた。なので、間延びした後も日本のゲーム運びをするのは難しかったです。でも、自分たちも『相手に負けない』という気持ちを強く持っていました。 米国は攻めていたけれど、攻め急ぎすぎているかなと感じていました。
立ち上がりからの激しい攻勢も、まあ想定通りでした。今日米国に勝てたのは、もちろん運を引き寄せることができたという面もあったと思います。 PK戦ではわたしが1番目のキッカーでしたが、これは事前に決めていたわけではなくて、PK戦の直前に言い渡されたオーダー通りの順番です。PK戦はほとんどが運。PK戦に入った時点でもう、わたしは勝ち負けを気にしませんでした。
永里優季(ポツダム/ドイツ)
「苦しい中で学んだことは大きかった」 優勝は素直にうれしいです。大会を通して苦しい時期もあったけれど、その中で学んだことは大きかった。結果に対しては満足しているけど、プロセスに関しては自分の中で満足していない部分がすごく多い。今後、自分の成長につながる大きな糧となる経験になったと思います。 ドイツで学んで得てきたプレーを、そのまま日本のサッカーに出すのはすごく難しいことだと感じました。
日本のサッカーに合わせる部分と、ドイツで経験して得た部分、両方を一緒に表現するのはすごく難しい。1回優勝するのはまぐれでもできると思うけれど、2回優勝するのは本当の実力が必要。そういう意味で、自分たちに掛かるプレッシャーというのは今まで以上に大きくなると思うし、それを背負っていかなければならなくなったと思います。それはわたしにとってうれしいことだし、また、大きなチャレンジであると思います。
今日の決勝は戦っている間、一度も負ける気がしなかった。チーム全体もそういう雰囲気だった。追い込まれる展開になればなるほど、自分の中で楽しくなっていった。そういう意味で、決勝の舞台はすごく楽しめたと思う。信頼して、いい時間帯に出してくれた監督にも感謝したい。この大会を通して、自分の成長を見守ってくれていたことにも感謝しています。
2012年01月28日
2012年01月27日
女子ワールドカップ決勝 米国戦後選手コメント No1
澤穂希(INAC神戸レオネッサ)
なでしこジャパンがW杯初優勝、PK戦の末に米国を下す。 最高の舞台で、最高の仲間と一緒にメダルを取れたのはうれしかったし、楽しかった。今日の決勝戦は優勝するシーンしか想像できなかった。日本が青のユニホーム、青のパンツ、青のソックスで戦って、表彰台の上でトロフィーを掲げるシーンまで鮮明に想像できていたし、ユニホームの色も含め、本当にそうなりましたね。また、今日は川澄にネイルを新しく塗り直してもらったんです。これをやる日は必ず点が取れるんです。
今大会で優勝できたのは、中堅世代の選手たちのおかげだと思います。北京五輪の時もいいチームでしたが、あのころに若手と呼ばれていた選手たちが成長して、すごく頼もしくなりました。宮間や大野、近賀、矢野などの中堅世代が、さらに若い世代を引っ張ってくれて、わたしたちベテランの背中を押してくれました。彼女たちはピッチの中でも外でも、すごく頼もしいです。「なでしこジャパンは今までと何が変わったか」と言われれば、そこだと思います。MVPも得点王も、みんながいてくれたから取れた賞だと思う。本当に感謝しています。
得点シーンは(コーナーキックのキッカーの)あや(宮間)に「ニアに蹴るから」と言われ、わたしが「一番前に行くからね」と返していたんです。ゴールにボールが転がっていて、みんなが喜んでるのを見て「あ、点が入ったんだ……」という感じでした。アメリカに対してゴールを取れたのがうれしいし、あそこで同点にできたのもすごくうれしかった。本当にみんなが最後まであきらめずに走り続けた結果が、優勝につながったのだと思います。みんなに感謝したい。
W杯で優勝したわけですから、今後は日本の女子サッカーに向けられる期待のハードルは上がるかも(笑)。自分自身、18年間代表としてやってきて、苦しい時代も見てきています。ここに来るまで本当に長かったと思います。でも、こうやって自分が好きなことをやって、たくさんの人が笑顔になってくれたり、応援してくださったりするのはすごくうれしい。今後、女の子がサッカーをやれる環境がもっと整い、また、サッカーをやりたいと思う女の子たちが増えてくれればいいなと思います。
帰国したらすぐにリーグ戦(24日、対ジェフユナイテッド市原・千葉)があります。休む暇もなくて、気持ちの切り替えも難しいんですけど、今度はなでしこリーグ優勝を目標にしていきたいです。北京五輪の時もそうでしたが、注目されたのは一瞬だけでした。それを持続させるためにも、自分たちがしっかり結果を残さなければいけないと思います。たくさんの方たちに女子サッカーのいいところを見ていただけるよう、足を運んでいただきたいと思います。
なでしこジャパンがW杯初優勝、PK戦の末に米国を下す。 最高の舞台で、最高の仲間と一緒にメダルを取れたのはうれしかったし、楽しかった。今日の決勝戦は優勝するシーンしか想像できなかった。日本が青のユニホーム、青のパンツ、青のソックスで戦って、表彰台の上でトロフィーを掲げるシーンまで鮮明に想像できていたし、ユニホームの色も含め、本当にそうなりましたね。また、今日は川澄にネイルを新しく塗り直してもらったんです。これをやる日は必ず点が取れるんです。
今大会で優勝できたのは、中堅世代の選手たちのおかげだと思います。北京五輪の時もいいチームでしたが、あのころに若手と呼ばれていた選手たちが成長して、すごく頼もしくなりました。宮間や大野、近賀、矢野などの中堅世代が、さらに若い世代を引っ張ってくれて、わたしたちベテランの背中を押してくれました。彼女たちはピッチの中でも外でも、すごく頼もしいです。「なでしこジャパンは今までと何が変わったか」と言われれば、そこだと思います。MVPも得点王も、みんながいてくれたから取れた賞だと思う。本当に感謝しています。
得点シーンは(コーナーキックのキッカーの)あや(宮間)に「ニアに蹴るから」と言われ、わたしが「一番前に行くからね」と返していたんです。ゴールにボールが転がっていて、みんなが喜んでるのを見て「あ、点が入ったんだ……」という感じでした。アメリカに対してゴールを取れたのがうれしいし、あそこで同点にできたのもすごくうれしかった。本当にみんなが最後まであきらめずに走り続けた結果が、優勝につながったのだと思います。みんなに感謝したい。
W杯で優勝したわけですから、今後は日本の女子サッカーに向けられる期待のハードルは上がるかも(笑)。自分自身、18年間代表としてやってきて、苦しい時代も見てきています。ここに来るまで本当に長かったと思います。でも、こうやって自分が好きなことをやって、たくさんの人が笑顔になってくれたり、応援してくださったりするのはすごくうれしい。今後、女の子がサッカーをやれる環境がもっと整い、また、サッカーをやりたいと思う女の子たちが増えてくれればいいなと思います。
帰国したらすぐにリーグ戦(24日、対ジェフユナイテッド市原・千葉)があります。休む暇もなくて、気持ちの切り替えも難しいんですけど、今度はなでしこリーグ優勝を目標にしていきたいです。北京五輪の時もそうでしたが、注目されたのは一瞬だけでした。それを持続させるためにも、自分たちがしっかり結果を残さなければいけないと思います。たくさんの方たちに女子サッカーのいいところを見ていただけるよう、足を運んでいただきたいと思います。
